Residential Program
大学生向けプログラム 募集要項
このページの募集要項は、大学生対象「Residential Program」および海外大学生(進学予定者・ギャップイヤー生含む)対象「Remote Campus Program」のものです。社会人対象の「社会人チューター(カレッジ生)」の募集要項はこちらからご覧ください。また高校生対象「Boarding Program」の募集要項はこちらからご覧ください。
目次
HLABカレッジ・レジデンシャル・プログラムとは
HLABは創業から10年間にわたってサマースクールの実践経験や柳井正財団海外留学奨学金制度の運営などを通して「身近なちがいを学びに変える」ためのプログラムやコミュニティづくりの実践と蓄積をしてきました。HLABカレッジ・レジデンシャル・プログラムは今までの知見を最大限につめ込んだ、共同生活を学びの中心に据えた新しいプログラムです。 SHIMOKITA COLLEGE(シモキタカレッジ)は、HLABカレッジ・レジデンシャル・プログラムが実装される初めてのカレッジです。2年間の全寮制のプログラムとなり、第2期は2022年4月から2024年3月まで、SHIMOKITA COLLEGEに居住しながらプログラムに参加します。 HLABカレッジ・レジデンシャル・プログラムは、ともに暮らすことから学びが生起するように、以下のような特徴を有しています。
(1)偶発的な学びが生まれる仕組み
学びの場として一番重要な「交流や学び合いが自然に生まれる文化」を育む仕組みを空間やプログラムに組み込まれています。食堂やラウンジをはじめとする共有スペースが各フロアにあり、自由に使うことができます。カレッジが開催するイベントだけではなく、カレッジ生によるイベントも開催されます。また、社会の第一線で活躍する人がアサインされるメンター制度をはじめ、キャリアや研究について相談ができるオフィスアワーなど、交流を通して学びが深まる仕組みをどんどん活用することができます。
(2)多様性豊かなコミュニティ
カレッジは、大切にする価値観を共有している、分野や背景が多様なメンバーが交流するコミュニティです。学び豊かなコミュニティにするために、文化にマッチするかの観点と、一人ひとりの分野や背景の多様性の観点から選考を実施します。また、実際に居住している人だけではなく、カレッジ生の相談に乗ったり共に学んだりする人を「フェロー」として迎え、それぞれの人がロールモデルを見つけられるような仕組みになっています。
(3)学びやキャリア、成長へのサポート
カレッジでは、一人ひとりの学びやキャリアに合わせたサポートが行われます。個々人の興味関心に合わせて、ロールモデルとなるフェローとの面談の機会が作られます。また、リーダーシップの発達をサポートするプログラムや、リベラル・アーツのセミナーなどアカデミックな学びを深める機会、地域と連携したプロジェクトを通した学びの機会が用意されていて、希望者は自分の学びたいことに沿って好きなものを受けることができます。
ミッション
HLABカレッジ・レジデンシャル・プログラムは、以下の教育目標を掲げ、世界に違いをもたらすリーダーを育てます。
- 多様性の中での共創力
身近な違いを尊重し、自身の学びと成長に変え、チームの力に昇華することができるリーダーとなる。
- 楽しみ学びを続ける姿勢
分野を跨いだ知的好奇心と情熱を持ち、一生学び続けるリーダーとなる。
- パブリック・マインド
自分の領分を越えた関心を持ち、世のため人のために行動し続ける、変革的リーダーとなる。
アドミッション・ポリシー
(1)募集対象
2022年4月から SHIMOKITA COLLEGE に入学する2期生を対象とした募集となります。
(2)応募の条件
以下の条件を満たすことが応募の条件となります。 ※応募条件は、一部変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- 2022年4月から2024年3月まで SHIMOKITA COLLEGE に居住できる者
- その上で学生の場合は以下を満たす者
- 2022年4月1日時点で、文部科学省が定める大学入学資格を満たしている、ないしは満たす見込みがあるもの
-
- 参考ページ:大学入学資格について
(3)求められるコミットメント
第2期生としてカレッジの文化作りの担い手になっていただく観点で、以下のコミットメントをお願いしています。
- 企画されるプログラム(平均して週2回、延べ6時間程度)への参加
- 率先してカレッジの文化づくりに参加すること
(4)募集人数
約30名
(5)選考方法
書類による選考を行なった後、面接を行い、入学者を決定します。
活動応援奨学枠(2020年度以前の大学入学者向け)
(1)奨学金について
今回の奨学枠は現在募集を続けている、レジデンシャル・プログラム2期生(2022年4月〜2024年3月居住)の応募者に向けて設置されます。
奨学生は、SHIMOKITA COLLEGEの共同生活の中での偶発的な出会いや、カレッジコミュニティからのメンタリングの機会に加え、月額5万円の活動奨励金が支給されます。
(2)対象
以下の条件を満たすことが応募の条件となります。 ※応募条件は、一部変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- レジデンシャル・プログラム2期生に応募し、2年間のプログラムに参加する者
- 応募時に大学2年生以上(2020年4月以前に大学入学)、大学院生 ※
- 2022年4月時点に大学・大学院に在籍する見込みのある者
- 在籍中に大学卒業が見込まれる場合であっても、提出した活動を継続する見込みがあること
- ※ 新型コロナウイルスによる機会損失が多かった方を対象とするためにこのような設定を設けております
(3)奨学金プログラムの概要
- 4つのコース(4種類の探究テーマ)
- 研究・リサーチコース:ユニークなテーマで研究活動(ゼミ・研究室)をしている方
- アントレプレナーシップコース:自らプロジェクトやビジネスなど事業作りをしている方
- ソーシャルアクションコース:社会性の高い取り組みに従事している方
- 表現者・アーティストコース:自身が、表現者・アーティストとして活動されている方
- 活動奨励金:月々5万円(2年間総額120万円)
- 募集人数:全コース合計で10名程度
- 応募締切:2022年3月14日(月)18:00 ※3月10日となっていましたが、修正しております
- 奨学生に求められるコミットメント
- 定期的な活動レポート/発表
- カレッジ活動へのコミット
- ※上記が定期的に実施されていない場合、活動奨励金が支給されないケースがございます。疑問点がある方、詳細が知りたい方は説明会へのご参加をご検討ください。
- 選考にあたっての特筆事項
- 本奨学枠の趣旨を鑑み、テーマのユニークさに加え、下記のような要素も加味して評価する予定です。応募課題の回答に際して参考にされてください。
- コロナ禍で大学生活への打撃を受けている
- 移動制限による不利益が生じている、留学に行けなかったなど、本来得られていた機会が得られていないなど
- 経済的に困窮している
- 地方出身など、大学でのつながり形成において障壁が大きかった 等
リモート・キャンパス・プログラム(2022年4月6日応募開始)
(1)リモートキャンパスプログラム
SHIMOKITA COLLEGEでは多様な学びの環境づくりのために、夏以降海外の大学又は大学院に進学を予定されている方及び国外の大学に在籍しており期間中に日本に滞在している方に対して、通常2年間のところ、特例的に半年間で参加することができるプログラムを設けました。SHIMOKITA COLLEGEでの居住期間中は、似た境遇の学生同士や、SHIMOKITA COLLEGEのカレッジ生、HLABコミュニティとの学び合いの機会となります。
また、それぞれの多様な学びの環境での経験を持ち寄ってレジデンシャル・カレッジを共に作っていく一員になっていただきます。具体的には、レジデンシャル・カレッジのプログラムに参加していただきながら、仕組み・文化作りに積極的に参加いただきます。
(2)対象
以下のいずれかの条件を満たすことが応募の条件となります。 ※応募条件は、一部変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
- 応募時点で日本国外の大学または大学院に在籍しており、現在休学中もしくは休暇中又はオンラインによる授業の履修等により日本に滞在している方。
- 2022年夏または秋から海外の大学に進学予定の方(例えば、すでに出願した大学から合格をもらっている方など)。
- 日本国外の大学または大学院を卒業後1年以内で、就職や進学をせず、ギャップイヤー中の方。(詳細はご相談ください。)
- 上記に厳密に当てはまらない方でも、本プログラムに参加を希望される方は個別にご相談ください。
(3)リモート・キャンパス・プログラムの概要
- 募集人数:10~20名程度
- 応募締切:毎週月曜日18時締切(部屋数の関係で応募を予告なく停止する可能性があります)
- 求められるコミットメント
- 積極的にプログラムへ参加すること(授業形態などの状況を踏まえて応相談)
- プログラムを改善するためのフィードバックをしたり、提案をしたりすること
- 率先してカレッジの文化作りに参加すること
- その他の条件
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- 居住期間は2022年8月末日までとなります。(入居日に応じて日割り計算をしますが、プログラム上できるだけ早めに入居をお願いしています。)
- 特別な理由を除き、期間中の退去はできませんが、8月中に退去される方は日割り対応をしますので、6月末までにご連絡ください。(日割り金額は保証金返還時に合わせてお振り込みします。)
-
- 入居する部屋について
- 今回のプログラムでは4人1室の部屋または2人1室の部屋に入居いただきます。
- 部屋のタイプは部屋の埋まり具合に応じて割り振りを行うため選択できません。
- 個室タイプのお部屋を希望される方は、月額5万円の追加費用で個室に入居いただけます(退去時清掃費用も11,000円の追加となります)。部屋数に限りがありますので、希望される方はあらかじめお問合せください。
- 個室を希望される方は部屋の埋まり状況によっては8月10日以降に複数人部屋への移動をお願いする可能性があります。(その場合、複数人部屋の価格となるように最後の保証金返金の際に調整して返金します。)
- 入居時に申し出いただいた性別に応じて男女別室となるようにとしておりますが、特別な配慮が必要な場合などはあらかじめご相談ください。使用するベッドの位置は先に入居した方から決定していただきます。
- 部屋のイメージは募集要項をご覧ください。
選考日程
2期生3月募集(1週目)【終了】
- 募集締切:
2022年3月7日(月) 18時00分 - 書類合否発表・面接日時発表:
2022年3月10日(木) - 面接選考:(オンライン)
2022年3月13日(日)ひとりあたり最大60分程度 - 最終合否発表:
2022年3月14日(月) - 初期費用入金期限:
2022年3月18日(金) - 備考:
入試などの都合により、予定より早く選考結果の通知を希望する際は事務局までご相談ください。
進学先の大学が決まっていない場合などは、入金期限を柔軟に対応いたします。こちらも事務局までご相談ください。
追加募集:2期生3月募集
- 募集締切:
2022年3月31日(木) 18時00分 - 書類合否発表・面接日時発表:
随時 - 面接選考:(オンライン)
随時 - 最終合否発表:
面接後速やかに発表いたします。 - 初期費用入金期限:
最終合否発表の際にご案内いたします。 - 備考:
入試などの都合により、予定より早く選考結果の通知を希望する際は事務局までご相談ください。
進学先の大学が決まっていない場合などは、入金期限を柔軟に対応いたします。こちらも事務局までご相談ください。
リモート・キャンパス・プログラム
- 募集締め切り
毎週月曜日18時締切 - 書類合否発表・面接日時発表
募集締め切りの3日後の木曜日までに発表 - 面接選考(オンライン)
募集締め切りの週の土曜日:ひとりあたり30-60分程度 - 最終合否発表
面接の翌週の月曜日 - 初期費用入金期限
合格発表の週の木曜日まで
応募手続き
選考スケジュールについての特記事項
- 都合により、予定より早く選考結果の通知を希望する際は柔軟に対応させていただきます。
- また、進学先の大学が決まっていない場合などは、入金期限を柔軟に対応いたします。
いずれも事務局までご相談ください。
応募にあたっての注意事項
応募にあたって、皆様に入居申込書・保証会社申込書の記入と提出をお願いしています。
アプリケーションをGoogleフォームにて提出後、メールが届きますのでそちらから自分の条件に該当する申込書2枚をダウンロードし記入の上提出ください。
提出はGoogleフォームを提出後、3日以内でお願いいたします。Googleフォームの提出時点で応募完了となりますが、ご提出いただけるとその後の入学手続きがスムーズになりますのでご協力お願いいたします。
なお、期日までのご提出が難しい場合は事務局までご連絡ください。
※応募フォームは全てのプログラム統一になります。応募フォームの中で、応募するプログラムを選択する質問がありますので、ご自身の応募されるプログラムをご確認の上で適切なものを選択してください。
エッセイ課題
以下の2題のエッセイをご提出ください。それぞれ、日本語で600~800字でご回答ください。
- あなたがHLABカレッジ・レジデンシャル・プログラムに参加する理由を教えてください。自らの学びのために、ここでどんな経験をしたいのかに触れながらお答えください。
- レジデンシャル・カレッジでは、ひとりひとりが文化や習慣をつくりあげていく担い手となります。HLABカレッジ・レジデンシャル・プログラムの学びを豊かにするために、あなたは何を持ち寄りますか?
また、エッセイ課題の内容を補足するものとして、言語以外で表現されている資料があれば、ご提出いただけます。(提出は任意です) 詳細はGoogleフォームの応募フォームをご確認ください。