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プレスリリースレジデンシャル・カレッジ

NODE GROWTH 湘南台がグッドデザイン賞を受賞

今年2月にパートナーシップを締結したUDS株式会社と共に手がけた教育寮、「NODE GROWTH湘南台」(神奈川県藤沢市)が2018年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。

HLABは本プロジェクトにおいて、入居学生自らが場のデザインや運営に関わる仕組み(Residential Assistant制度)の構築など、住環境を通した教育におけるソフト面のデザインを担当いたしました。今回の受賞詳細は、以下グッドデザイン賞公式ホームページよりご確認いただけます。
> 学生レジデンス ノード グロース 湘南台  | GOOD DESIGN AWARD (外部サイトに移動します)

現在、HLABはレジデンシャル・カレッジとして「NODE GROWTH湘南台」(神奈川県藤沢市)のほか「THE HOUSE by HLAB」(東京都目黒区)も運営しています。レジデンシャル・カレッジのコンセプトや特長につきましては、下記ページをご覧ください。
> レジデンシャル・カレッジ | HLAB

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

集まって住まうことが学生生活の質の向上に繋がる寮デザイン

背景

従来の民間学生寮は、クライアントである親のニーズである安全性やセキュリティを重視するあまり、ユーザーである学生にとっては閉鎖的で息苦しいものになりがちであり、そこからの脱却を目指した。また本計画は小田急電鉄の駅前保有地の活用プロジェクトであり、事業収益性を追求しつつ、駅周辺の活性化につながる地域コミュニティの拠点となることが求められた。このため、食堂をまちに開放し運営する方針とした。加えて、近年は学生寮の教育的側面が注目されはじめているため、寮内のコミュニティを活性化するような共用部のデザインや、入居学生が自ら場のデザインや運営に関わる仕組みを導入することで、住むと学ぶが一体化した「教育寮」としての可能性を追求した。またシェアハウスが市民権を得て増加傾向にあることに注目し、水回りを共用とするかわりに、リーズナブルな価格帯で交流度が高い住戸タイプを計画した。

デザイナーの想い

まちと繋がる食堂「リラックス食堂 湘南台」は日中はまちの集い場となることを意識して、それぞれのゾーンに適した家具を緩やかに配置して、程よい距離間のある居心地の良い空間とした。学生帰宅後は健康的な食事を楽しめるだけではなく、学び・集いの場として活用できるようにデザインして、学生たちの活動・熱量がまちを元気にすることを目指した。インテリアデザインは、湘南という良環境に近接している立地を鑑みて、陽光・風等を感じられる湘南らしい開放感のある計画とした。素材感にこだわった仕上、印象的な照明計画等の商業的手法を積極的に取り入れることにより、生活意識が高まる学生生活が送れる場を目指した。

審査委員の評価

学生寮の食堂をまちにも開いて一般の人も使えるようにしているところが良い。雰囲気も洒落たカフェのようになっている。学生寮も共用部を通らないと各戸に行けないようになっているようで、コミュニティを作る仕組みが考えられていそうな点が評価出来る。建築の中でのコミュニティと街の中でのコミュニティの両方を考えた作品になっている。

リラックス食堂

生活の様子

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