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イベント開催レポート

第4回 HLAB 2019 リーダーシップ・プログラム研修レポート

HLAB 2019 リーダーシップ・プログラム(大学生対象のサマースクールの運営を通じてリーダーシップを養うプログラムのこと)の最終回となる4回目が9月中旬に東京で行われました。

今回のリーダーシップ・プログラムが、サマースクール後に大学生運営委員が一堂に会する最後の機会となりました。今回は「編む」をテーマに、これまでの活動の振り返りとこれからの自分について考えました。是非ご一読ください。

Day 1

1日目は「学びを編む」をテーマに、サマースクール前に自分が掲げた理想の「リーダーシップ」像を思い出しながら、1on1やフィードバックを通して自身の成長や変化を客観的に見つめ直しました。

1on1では、HLABでの活動を通しての自分のモチベーショングラフを書き、それを相手と共有することによって経験や感情を言語化しました。

その後のフィードバックの時間では、局や地域ごとのグループに分かれ、これまでの活動やサマースクール期間中の行動に対してお互いにフィードバックをしました。

Day 2

2日目は「未来を編む」をテーマに、未来志向の自己分析や地域を越えた大学生メンター間の対話の中で、自分の在り方や今後のHLABコミュニティーの維持と関わり方について考えました。

二日目の最初の企画であるVision Wokshopでは、1日目の自己分析をもとに現状の「自分が本当にやりたいこと」を書き出し、達成のためにどのような目標を立て、日々を過ごすのがいいのかをペアになって語り合いました。

その後の企画であるテーマトークでは、少人数のグループで複数あるテーマの中から好きなものを選び、HLABでの経験・今後の展望について他地域のメンバーに改めて共有し合いました。

最後のクロージングでは、HLAB2019学生代表である廣田貴一から最後の挨拶があり、HLAB 2019 Leadership Programを無事終えました。

参加した大学生運営委員の声

安田知生「生き様は、関わり続けること」

早稲田大学人間科学部 2年

徳島 高校生選考

今回は、サマースクール終了後に運営委員が一堂に会する最初で最後の機会でした。そこでみる運営委員の仲間たちの顔は、サマースクール前とは見違えるほどに凛々しく美しく、思わずにやけてしまうくらい輝いていました。輝くまでの過程でどんなことがあり、どんな思いでサマースクールを乗り越えたか。それを共有するのが今回の研修の主な内容でした。

私たちは、とにかく話し合いました。そしてその瞬間こそ、「みんなの心に触れている」と感じた瞬間でした。サマースクール準備期間に感じたこと、サマースクール直前の感情、サマースクールで高校生や大学生にもらった言葉、サマースクール最終日に見えた景色、サマースクールを終えて今何を思うか、HLAB 2019に関する全てを、赤裸々に共有し合いました。その中で、私はたくさんの人の「生き様」を感じました。一人一人の目線からみるサマースクールは一つとして同じものはなくて、それぞれの色に彩られたストーリーを飽きることなく、表していました。

そして今回の研修のテーマは「未来を編む」でした。これからの私たちはどうなっていくのか、仲間とともに悩みました。ただ私には、感じたことを全力で包み隠さず共有してくれる仲間がいました。彼らとともに、彼らの感じたこととともに自分の人生に向き合いました。そんな人々がいたからこそ、これからの自らの道を見いだすことができました。私のこれからの道、「生き様」は、関わり続けることにあります。高校生大学生問わず、HLAB 2019で関わってくれた全ての人に対して、困った時側にいて助け舟を出せるような存在でいたい。そんな自分の「生き様」を見つけることができたのは、仲間が私の長い長い話を親身に聞いてくれる仲間がいたこと、そんな仲間が自身の「生き様」を全力で示してくれたからです。自身の弱みも見たくない部分も全て受け入れ前に進む「生き様」を全力で示してくれたからです。そんな仲間が、今までの少し怖がっていた自分の殻を優しく剥がしてくれ、私が気づかなかった自分自身を見つめることができました。

HLAB 2019のサマースクールは終わってしまいました。しかし自らをこんなにも全力で共有してくれる仲間がいて、彼らが隣にいてくれる時間は終わってはいません。お互いの心に触れることができる仲間と側に居られる幸せは、これからもずっと続きます。

及部愛実「凸凹を補い合いながら駆け抜けてきた」

東京大学教養学部 2年

小布施 プログラム室

キョウソウ・ストーリー

サマースクールが終わってはや3週間。

秋がのぞきに来ているかのような肌寒さの中始まった最後のリーダーシップ・プログラム研修。

サマースクールが終わり日常に戻る中で、忘れかけていた感覚がそこにあった。

私にとってサマースクールは「キョウソウ」だった。

「競争」

自分との戦い。HLAB以外の大事なこととの戦い。

やるからには「全力でやりたい」「妥協したくない」気持ちとともに奮闘してきたように思う。

「狂騒」

90人が7日間集まって生活を共にし、学び、語り尽くすというのはまさに「狂ったような騒がしさ」だった。

今となっては、その儚さの中にある力強さと熱気に魅せられてしまうのだろうと思う。

「協奏」

辞書では「複数の構成要素が連携し合うこと」という意味だ。

高校生選考チームが選んだ高校生たちと、海外大学生のボードメンバーが選んだ海外大学生たちと、プログラムチームが作った企画に参加する。

たった7日間。たった1つの企画。

こんなにも小さな出来事に多くの人が込めた想いたちのハーモニーは美しかった。

「共創」

強烈に学んだことの一つ。

高校生も大学生も社会人も「共」に「創」りあげたサマースクール。

弱みがあるなら頼ればいい、強みがあるなら活かせばいい。凸凹を補い合いながら駆け抜けてきた。

小さい頃から知っている「キョウリョクノタイセツサ」。きょうりょくのたいせつさ」を大学生になって改めて内実が伴うかたちで学んだ。

この4つのキョウソウを経て、今までの研修を通してずっと言語化しようと試みてきた「自分のリーダーシップ」が変化した。というより経験が増えたことで解像度が上がった、と言える。

今回の研修では、「編む」という素敵なテーマが掲げられていた。

サマースクールの振り返りを通じて自分は変わったか。今後どう過ごすのか。これらを考え言語化する機会だった。

同じ体験をしたはずなのに、紡ぐ言葉は全く違う。経験への昇華の多様さがとても面白かった。高校生との対話から学んだ人、運営委員との協力の中で学んだ人、地域の人から学んだ人、、。今回の研修の中で、サマースクールという一つの出来事からの学びを他者と共有することで、多角的な視点を得られた。

私も今回の研修で描いたビジョンを実現できるよう、1日1日を大切に過ごしていきたいと思う。

それぞれが新たに編む物語が、素敵なものでありますように。

西岡美都「本当に全員をサポートするためには…」

東京農工大学農学部 4年

東京 プログラムディレクター

9月のリーダーシップ・プログラム研修は3月から始まった本研修、8月のサマースクールと一緒に学んできた我々大学生運営委員が一同に会する最後の機会でした。

今回の研修で最も学びがあると感じたのはフィードバックセッションでした。私はディレクターとして、ずっと自分がチームのみんなに適切なサポートをできていたかということが気がかりでした。この企画の中で私は自分の不安を素直に仲間たちに打ち明けることができました。それぞれ一生懸命に私の質問に答えてくれたのですが、中でも印象的だったのは、私のサマースクールにかける思いやどんな熱さを持っているのかということをもっと聞きたかったというものでした。今年の私の目標は、正確に指示を出すことと今どんな不安を持っているかということを聞くことだったので、指示を出す以外は相手の話を聞くということに意識を傾けすぎていたのかもしれないと思うことができました。私の指示出しによってみんな遅れることなくプログラムを構成したりすることはできていたのかもしれません。ですが、本当に全員をサポートするためには私の思いをしっかりと言葉で伝えるような場面を設ることで、メンタル的な面でも支えることができたのではないかと思います。

また研修全体を通して、目標としていた指示出しという面ではちゃんと成果を認めてもらえたという達成感を得ることもできました。自分のこれからの課題と現在の強みをどちらも自覚できたことで、次に繋がるモチベーションも持つことができたと感じています。

2019年のリーダーシップ・プログラムに最後まで参加できたことに感謝しながら、これからの未来を築いて行きます。

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