「住む」と「学ぶ」が一体化した新たな教育寮の展開にむけてHLABとUDSがパートナーシップを締結
多様な学びの体験や空間の提供を通した教育事業に取り組む株式会社エイチラボ(東京都目黒区、代表取締役:小林亮介 以下HLAB)と、まちづくりにつながる事業企画、建築設計、店舗運営を行うUDS株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:中川敬文 以下UDS)はこのたび、「住む」と「学ぶ」が一体となった教育寮展開に向けたパートナーシップを締結しました。
HLABが有する住環境を通した教育におけるソフト面の知見ならびに高校・大学とのネットワークと、実際に学生寮の企画、設計、運営を行うUDSの知見と可能性を組み合わせ、「住むこと」と「学ぶこと」が一体となった居住型教育施設としての「教育寮」の実現を目指します。
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現在、HLABでは、これまでサマースクールや実験的な教育寮THE HOUSE by HLABTHE HOUSE by HLABの運営を通じて培った経験を元に「高校生と大学生が世代や国境を越えて学び合う、21 世紀の学校のスタンダードを日本から海外へ」をコンセプトに、学校に紐付かない形の新たな教育寮、「レジデンシャル・カレッジ」の開設へ向けて、動き出しています。
現在、教育の中心は、授業などコンテンツ提供から、多様な学生の学び合いのための環境・コミュニティ提供へ移っているという背景があります。学びとは自分の知らない世界との出会い。スタディサプリなどのMOOCs(Massive Open Online Courses)により、授業への対価としての授業料というビジネスモデルが根本から崩れる今、教育の真の価値は多様な住環境と互いからの学び合いを担保する寮に見出されています。
実際に、ハーバード大学でもMission Statementを直近で新たなものとし、「21世紀のレジデンシャル・リベラルアーツ教育のスタンダードをつくる」という、寮を中心とした居住型教育に重点を置きはじめています。(参考リンク:Mission, Vision, and History)
今後HLABは世界ではじめて、各教育機関に付属した寮とは異なり、既存の高校・大学に紐付かない以下の特徴をもつ「独立系レジデンシャル・カレッジ」を提案して参ります。
① 世代を跨ぐ多様でグローバルな居住者:学校や世代を超えたラーニング・コミュニティ
② 既存の学校や塾を独立系の寮で補完:リベラル・アーツの寮教育に特化した教育機関として、既存の学校や塾を補完
③ 短期・リスクフリー・安価な一流のボーディング体験:既存の学校に通い続けながら、短期・安価で一流ボーディングスクールの魅力を体験し、進路リスク等の不安要素を最小化
THE HOUSEに住む
また、HLABの実験寮THE HOUSE by HLAB(東京都目黒区中目黒)では、引き続き居住者を応募しております。2018年5月以降の入居となりますが、ご興味ある方はhouse@h-lab.coまでご連絡ください。詳細はこちらのニュースをご覧ください。