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プレスリリース

HLABとN高等学校が手掛ける中高生向け新オンラインプログラム「Virtual College」開催

このたび、HLABとN高(角川ドワンゴ学園)の新プロジェクトが開始します!
かねてオフラインの場で活動を続けてきたHLABと、オンラインの高校であるN高とで、トライアルでの学びのイベントを実施して参りましたが、このたび、本格的なコラボレーションを開始いたしました。

HLABは、今年の冬に東京・下北沢にレジデンシャル・カレッジ(仮称)をオープンいたします。下北沢での学びのプログラムとして開発中・実施予定であり、長年サマースクールでも実施してきた「リベラル・アーツ・セミナー」や「キャリア・アドバイジング(進路指導)」、各種ワークショップを中心に、N高と協働してカスタマイズし、今回N高の生徒の皆さんへオンラインで実施いたします!下北沢でも類似のプログラムを予定しておりますので、楽しみにしていてくださいね。

「Virtual College」の開催

今回は、コラボレーション企画第1弾として、「Virtual College」と称したオンラインプログラムを実施します。
N高等学校・N中等部の生徒を対象とした3週間全9回(2020年8月17日(月)~9月4日(金))のオンラインプログラムです。

新型コロナウイルスの影響で5年後10年後の世界だけではなく、1年後といった近い将来のことも不透明な今、HLABが創業時から重視してきた「主体的な進路選択」がより難しく、同時に重要なものとなります。今回角川ドワンゴ学園との協働で実施する本プログラムは、ワークショップやセミナーを通して、参加する中高生が「なぜ大学に進学するのか」や「高校を卒業した先に待つ未来」といった将来の可能性や悩みについて考え、これから先の不透明な未来を自分なりに切り開いていく力を養うことを目指します。

HLABでは、これまでの10年間、サマースクール、レジデンシャルカレッジ運営を通じて、お互いから学び合う「ピア・メンターシップ」を生み出し、多くの中高生・大学生の支援を行ってきました。昨今の状況を鑑み、この度角川ドワンゴ学園と共に、ピア・メンターシップをオンラインで体感、学びに変えていくことができる学習プログラムを開発いたしました。今後もHLABは「異なる人生を歩む人々が、その違いから刺激を受け、学び、共創する」をミッションに掲げ、共創的な人材育成プログラムを今後も開発・展開していきます。

本プログラムの特徴

角川ドワンゴ学園とHLABのコラボによる、オンラインプログラムを開催
HLABは長年、「ピア・メンターシップ」に着目し、お互いの違いから学ぶことを大切にしながら、将来設計のサポートやメンタリングに取り組んできました。今回はオンライン上でのプログラム実施の知見や非同期型コミュニケーションのノウハウを持つ角川ドワンゴ学園と協働し、オンライン上での新たな学びの場づくりに挑戦します。

大学生活の「リアル」を聞く、現役大学生との対話
本プログラムには、国内外から、専門分野やバックグラウンドの異なる様々な大学生がメンターとして参加し、プログラム中の中高生の気づきを促すなどのサポートをしていきます。プログラム期間中には、中高生が持つ将来への悩みなどを大学生メンターとざっくばらんに話すことのできる企画などもふんだんに盛り込まれており、大学生活をより身近に感じ、自分ごととして考えるための仕掛けを用意しています。

現役大学生・大学院生によるセミナーの提供
セミナーとは、現役大学生・大学院生による少人数制の授業です。大学生のリードのもの、中高生がアカデミックなテーマでの議論にチャレンジします。中高生はこのセミナーを通して、大学での学びを身近に感じることができ、新しい興味分野を発見するきっかけを得ることができます。

︎プログラム詳細

本プログラムでは、「大学について知る」と「自分について知る」という大きく分けて2つのプログラム軸で構成されています。

参考:https://nnn.ed.jp/workexp/contents/online_vcha.html

1)大学について知る

「大学について知る」では、パネルディスカッションやワークショップを通して、大学生の経験をもとに大学の概要や進路選択について学び、考えます。その後フリーインタラクション*で、角川ドワンゴ学園の生徒が持っている大学・進路に対する疑問や悩みを大学生にぶつけていきます。また、大学生とともにアカデミックなテーマで議論をするセミナーを行うことにより、中高生に大学での学びを経験してもらいます。

*フリーインタラクションとは大学生と高校生が集まり、座談会形式で行うざっくばらんな話し合いの場のことを言います。

2)自分について知る

「自分について知る」では、偏愛マップやライフチャートなどの自己分析企画を通して、過去・現在と時系列に自分自身を掘り下げた上で、最終的には未来の自分像を描いていきます。各日のプログラム終了後には、毎晩大学生メンターが角川ドワンゴ学園の生徒と共に1日を振り返る時間を設け、日々のプログラムを通して考えたことや気づいたことを、自分の学びにしていきます。

※3週間のプログラムスケジュール(予定)

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について

<本校:沖縄県うるま市、校長:奥平博一/N高公式サイト:https://nnn.ed.jp/
2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は14,852名(2020年4月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践します。授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けられます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。
<N高公式Twitter>https://twitter.com/nhigh_info

学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部について

<スクールプレジデント:奥平博一/N中公式サイト:https://n-jr.jp/
2019年4月に開設した教育機会確保法の趣旨を鑑みた新しいコンセプトのスクール「プログレッシブスクール」です。現在の生徒数は291名(2019年7月時点)。第4次産業革命による不確実な将来をしなやかに生き抜くために、課題解決型学習によって“創造力”を養う、進歩的なスクールです。最先端のIT技術を駆使した授業と、実践型の授業・体験の中で、生徒の“創造力”を育みます。カリキュラムは、これまでにない新たな価値を生み出す力を育む21世紀型スキル学習・プロジェクト学習・プログラミングが特長です。

N中等部は学校教育法第一条に定める中学校ではなく、教育機会確保法※の趣旨に基づいたスクールで、ご自身の中学校に在籍したまま通学していただきます。 ※「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」(平成28年法律第105号)
<N中等部公式Twitter>https://twitter.com/njrjp1

HLABについて

HLABは、多様な学びの体験、空間、コミュニティのデザインを通じて、異なる人生を歩む人々が互いの違いから刺激を受け、学び、共創する社会の実現を目指しています。身近な世代の他者との学び合いを促す「ピア・メンターシップ」と幅広い学問分野について学び合う「リベラルアーツ」を軸とする教育アプローチと、国内外のボーディング・スクールやトップ大学との国際的なネットワークを生かし、2011年より高校生向け合宿型サマースクール事業を展開、これまでに1600名以上の高校生が参加。海外進学向け奨学金の設計・運営事業、レジデンシャル・カレッジ運営事業も手がけています。2016年グッドデザイン賞を受賞。
URL: https://corp.h-lab.co/

お問い合わせ

一般社団法人HLAB 担当:木口
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-3 青山TKOビル 10F・11F
Mail:info@h-lab.co

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