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プレスリリース

HLABが経済産業省『未来の教室』実証事業に採択

日本初・リベラルアーツの教育寮開校に向けた、実証実験がはじまる

※PDF版はこちらからダウンロードできます。

株式会社エイチラボ(HLAB)(本社・東京都目黒区、代表取締役社長・小林亮介、以下 HLAB)は、このたび、経済産業省・『未来の教室』実証事業(平成 29 年度補正学びと社会の連携促進事業 『未来の教室』学びの場創出事業)の事業者に採択されました。

近年、デジタルの力によって効率化・最適化された教育が提供されEdTech時代と言われています。同時に、EdTech時代だからこそ、世界中の学校がアナログで学生同士がお互いに切磋琢磨し学び合う「レジデンシャル(居住型)教育」の価値に再注目しはじめました。そうした状況下、HLABでは日本において新しい「教育」の形として、交流からの学びを最大化する機能やプログラムを提供する「カレッジ」(居住型の教育機関・教育寮)開校を2020年に都内で予定しております。本事業は、そのプログラム・運営制度の開発を目的としており、日本で初めてその概念を実現し、根付かせるための基礎づくりを行います。

具体的な取り組み内容

これまで、サマースクールやプロトタイプの教育寮等の運営で培ってきたノウハウを、教育寮での実践的・長期的なプログラムに落とし込むため、以下の内容に取り組みます。

  1. 教員や居住者などによる業界・分野横断有識者によるワークショップの実施
  2. カレッジにおけるプログラム開発・実験
  3. 寮⽣同士の主体的な学び合いの加速を目的とした学生リーダー(RA)制度の確立
  4. 実際の学校寮への運営ノウハウの実装(山梨学院大学との連携)
  5. レジデンシャル・カレッジの認知拡⼤を目指すメディア企画・運営

詳細は「未来の教室」ウェブサイトをご覧ください:
https://www.learning-innovation.go.jp/verify/detail/z0055

経済産業省『未来の教室』について

本実証事業では、2018 年 1~6 月に開催された「経済産業省『未来の教室』とEdTech 研究会」での議論内容を踏まえた『未来の教室』の姿を具現化するための実証が行われます。実証を通じて成功例、または成功例につながる足掛かりを創出するとともに、開発・運営にあたっての課題を抽出し、解決の方向性を見出すことを目的としています。

「未来の教室」が目指す「社会とシームレスな『小さな学校』に(民間教育・先端研究・企業/NPOと協働、企業CSR/CSVが集中)」という世界では、多様な学生が住んで交流しお互いから学びあい、地域住民との交流や地域でのプロジェクト実践を行うことができる「カレッジ」がその舞台となりえます。HLABはこの世界の実現に向けて、実証事業に取り組みます。

HLABについて

HLABは、住環境を通じた「ピア・メンターシップ」の機会を創出に取り組んでいます。既存の学問的コンテンツによる学びだけではなく、「人」から学び、「ピア」から刺激を受けて学び続けるための革新的な体験や空間、そしてコミュニティをデザインしています。

寮生活の再現として、2011年よりサマースクール事業を開始し、毎年全国4箇所で開催し、のべ2,500名以上の高校生・大学生が参加しました。2016年から長期的な居住を目的としたレジデンシャル・カレッジ(教育寮)事業を開始し、東京都や神奈川県にて寮を運営し、ハード面、ソフト面をデザインしています。

本件に関する問い合わせ:
info@h-lab.co(担当:高田、櫻堂)

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