HLABは2015年から、女川町でサマースクールを実施し、自治体や地域のみなさんと連携したプログラムを提供してきました。
2015年から実施している宮城県女川町でのサマースクールは2024年の夏、多くの方の協力で約2,366,000円もの支援をいただき、女川町での10周年のサマースクールを無事開催することができました。皆様の温かいご支援に、心から感謝申し上げます。
そして、2025年も、女川町でのサマースクールを継続させるべく、ふるさと納税を活用した財源確保に取り組んでおります。
サマースクールを安定的に開催するため、単年度の資金確保にとどまらず、継続的な資金調達と積立の仕組みを整えることを目標にしています。ふるさと納税の目標金額は単年での開催可能金額である600万円をゴールとしています。しかし、理想としては、毎年一定額の寄付を積み立て、翌年以降の開催資金の一部を確保できる状態を目指しています。
皆さま、ふるさと納税を通して、サマースクールへの応援をぜひよろしくお願いいたします。
具体的には、2種類のふるさと納税の仕組みを活用しております。
1つは、クラウドファウンディング型・ふるさと納税for Good(ボーダレス・ジャパンとの連携による)
もう1つは、企業版ふるさと納税です。
「クラウドファンディング型・ふるさと納税for Good」とは
該当ページ:https://furusato-forgood.jp/projects/000041
ふるさと納税For Goodは、従来の返礼品重視のふるさと納税とは違い、使途を明確に打ち出し、その取り組みへの共感で寄付を集めるクラウドファンディング型ふるさと納税のプラットフォームです。地域の素敵な取り組みを広く発信することで良質な認知獲得に繋がり、関係人口創出へ寄与します。(2023年9月22日プレスリリースより抜粋)
女川町は、ボーダレス・ジャパンと連携し、今回のふるさと納税for Good事業に参画する1つの町として名乗りを上げています。
プロジェクトは3つあり、そのうちのひとつが、子どもたちが夢や目標を見つけるサポートとして行う女川のサマースクール事業です。
「ふるさと納税for Good」を通して、地域の事業や活動に寄り添いながら納税者と寄付先を繋ぎ関係人口の創出をする取り組みを行おうとしています。
このふるさと納税for Goodは
①返礼品を目的としていないため、税金の用途が明確なプロジェクトに対して寄付ができる。
②クラウドファンディング型でありながらも、どのプロジェクトにも必ず返礼品を用意している。
③寄付した後も、LINEのオープンチャットで双方向のコミュニケーションの機会を創出する。
といった特徴を持っています。
企業版ふるさと納税とは
該当ページ:https://furusato-forgood.jp/furusato-company
企業版ふるさと納税は、実質1割負担で応援したい自治体や取り組みに寄付できる仕組みです。(本社のある自治体には寄付できません。)
この仕組みの特徴は
①寄付控除を受けつつCSRをはじめとする地域貢献ができる。
②自治体との新しい関係値構築ができる。
③新たな事業展開をする機会を創出する。
などです。
ボーダレス・ジャパンのサイトにあるように、
具体的な寄付と控除の仕組みは下記のイメージになっています。
例えば、1,000万円の寄付をした場合、最大900万円が法人税から控除されるため、実質の負担額が100万円になるものです。
その他、企業版ふるさと納税についての詳細はこちらのサイト等もご確認ください。
おわりに
サマースクール事業についてのページには、
「新しいスタートが世界一生まれる町」は女川町のビジョンとなり、私たちはその後もさまざまな挑戦をしてきました。震災時に幼かった子どもたちが高校生になった今、次のステージとして”新しいことに挑戦する素晴らしさ”を、子どもたちにも伝えていきたいと思っています。これからの未来を担う学生たちが、自分自身の可能性に気づき大きな夢を抱いていけるようなきっかけを創っていきます。
という、女川町としてのメッセージが記載されております。HLAB MIYAGI-ONAGAWA サマースクールは、もともと、震災からの復興の一環としてはじまったものでした。女川町として、これからもプログラムを長期的に継続し、女川から新しい挑戦がたくさん生まれていくことを目指して、ふるさと納税を活用した事業継続に動いています。
改めまして、日頃のご支援に感謝申し上げますとともに、引き続き、女川サマースクールのふるさと納税を通して、サマースクールへの応援をぜひよろしくお願いいたします。